幸せですか? ~嵐ライブツアー2016参戦・備忘録~

先日、嵐のライブに初参戦することができた。

その備忘録を残しておこうと思う。

 

2016年12月17日。嵐ライブツアー2016 inナゴヤドームに参戦してきた。

ツアータイトルは“Are You Happy?”

「あなたは幸せですか?」

ライブに行くための予習で一か月ほど前から同タイトルのアルバムを聴いていた。私はあまり歌詞を見ずメロディーやリズムで曲を好きになる傾向があるのだけど、アルバムを聴いた率直な感想は、「嵐って暗いんだね!知らなかったよ。」

アルバムタイトルから何となく想像していた明るい感じはあまりなく、マイナーコードの真面目?暗い?曲が多いような。

嵐のアルバムで一番よく聴いたのは2011年6月に発売された「Beautiful World」だ。

始まりの「Rock this」からカッコよく、ラストの「遠くまで」で未来へ続く希望とか「きっと明日も素敵な一日」を予感させて終わる流れも好きだ。

それ以降あまり嵐は聴いていなかったので、あれ?こんな感じだっけ?、しかもタイトルが「幸せですか?」と問うているのにあまり幸福感を感じないアルバムだなぁとちょっと戸惑った。

ま、それは「暗い」というより「かっこいい」なのかもしれない。

とにかく現場を観てみなければ始まらない。

いざッ、初・嵐!

 

会場に入ってまずしたことは、ペンライトを座席シートと交信させることだ。

会場のモニターにもペンライトと座席のマークの交信のさせかたが映し出されアナウンスも流れていた。一体どんな演出があるのだろう、とドキドキしながら交信完了。

 

 …公演の内容について、詳細は割愛する。

私の全体の印象としては、、、「嵐って疲れている?」

何だか、何だろう、諦念?観念?

楽しんでますか?幸せですか?疲れていませんか?

 

嵐のメンバーの5人は、今いる場所を目指してがむしゃらにやってきたというよりは、その時その時でできることをやってきて気づいたら今の場所にいた、という感じではないだろうか。

折しも、この2016年12月31日で事務所の先輩で国民全員が知っているといっても過言ではない「国民的アイドル」SMAPが解散することになっていた。

本人たちはSMAPの後を引き継ぐつもりはないのかもしれないけれど、事務所の事情やテレビなど芸能のポジションの事情でどうやっても今後の活動でSMAPを意識せずにはいられないだろう。

メンバーの年齢は33~36歳。世間一般ではそろそろ結婚して家庭を持ちたいし子供も欲しい…という年齢だと思う。でも、事務所やファンがそれを許してくれない。SMAP不在の2017年、恐らく事務所はメンバーの結婚を許してくれないだろう、と思う。

お気の毒に。

自分の意志では自分の人生を動かすことができない位置まで来てしまったということか。

私は、嵐のメンバー5人に対し、「幸せですか?」と聞いてみたい。

幸せであってほしい。幸せになってほしい。

あなたたちが幸せなら私も幸せになれる。

そんな私でいられたら、と思う。

 

その他、コンサートで気になったのはペンライトの無線制御による統制だ。

演出の為に消したりなど多少の統制なら納得できるが、これほどペンライトの自由を奪われるとは!

好きなメンバーが近くに来たらその人の担当色のライトでアピールしたいのに、勝手に色を決められて点灯させられて、こんな腹立たしいことはなかった。

有料でペンライトを買わせておいて、私がお金を払った私のライトなのに点けるか消すか何色にするかの自由をここまで頻繁に奪われるなんて、何のため?誰のため?

メンバーが会場のライトを見て「きれいだな」って思うため?

観客がそう思うため?

誰かのソロなのに他のメンバーの色になっていることのないようにするため?

ナゴヤドームっていう大きな会場で、観客40,500人のその一人一人に日常があって、それぞれが何らかの嵐とのつながりや思いがあってペンライトを買ってコンサート会場まで来ているのに、ライトの色や点灯を無線制御されていると、何だか「お客さん」っていう一括りの集団の塊の一部にされてしまったようで悲しくなる。

誰のどんな意図でライトの無線制御のアイディアが採用されているのか分からないけれど、このペンライトのせいで「チェッ」という腹立たしく悲しい思いがどうしても最後まで拭い去れなかった。

 

あと、観客40,500人のわりにメンバーにMCで何か振られたときの観客の「イエーイ!」の声が小さいことにびっくりした。

会場が広いという理由だけではないような気がする。

私の周りでも声を出して答えている人はあまりいなかった。

何故なのかな?

 

「観客40,500人」といえば、ナゴヤドームの収容人数は40,500人()なのにMCなどで松本さんが「40,000人のみんな」と何度も呼びかけていたのがすごく気になった。

あとの500人はどこに行った?

40,000人も40,500人も同じだと、もしかして松本さんは思っているのかな?

それとも単に勘違いしているのかな?

嵐というグループはもう何度もナゴヤドームでコンサートを行っているだろうから、何故松本さんが観客の人数を40,000人だと勘違いしているのか理由が分からない。

他のメンバーやスタッフの方で、松本さんの間違いに気づいた人がきっといると思うので、それはどうか松本さんにそっと訂正をしていただきたいと思う。

 

あとは、大野さんのソロがプロジェクションマッピングで変顔したりふざけている人が居たり、かなり意外で驚いた。

本人はまずまず真面目に演じていたのでそのギャップに、一体本人と後ろのプロジェクションマッピングとどちらを観ようか目移りしてしまった。

テーマは「真面目にふざける」かな?

相葉さんのソロもお笑い要素ありで、観客を楽しませようとするサービス精神を感じ微笑ましかった。

松本さんのソロは、以前の記憶で半裸でクネクネ踊るイメージだったがさわやかでいい曲で好印象だった。

 

何だかんだで楽しいコンサートだったが、ペンライト統制による腹立たしさと松本さんの「40,000人のみんな!」の呼びかけへの違和感と、

「私は楽しかったけど、嵐のメンバーは楽しかったかな?

私は幸せだったけど、メンバーは幸せだったかな?」

という疑問、そして

「嵐の5人は疲れているのではないか?」

という印象が深く残った一日だった。

 

※…ナゴヤドームオフィシャルホームページ上では「収容人数40,500人(野球時最大)」と記載されているので、コンサートの時はアリーナが増えて実際は40,500人以上の観客が収容できているのかもしれない。しかし一般的な認識は公式発表の「収容人数40,500人」だと思うので、収容人数=40,500人という前提で話をすることとする。