2020年に出会った曲ベスト9〜16位

1〜8位の続き。

 

9位    ボタン / PENGUIN RESEACH

 

正確にいうと2019年終わりくらいにペンリサを知って、2020年前半はペンリサばかり聴いていた気がする。

AWAの、「2015-2020年(5月まで)の5年間であなたがよく聴いた曲ベスト100」で、 PENGUIN RESEARCHの曲が上位にたくさん入ってたのも笑ってしまった。

初のワンマン参戦は、コロナ感染拡大の影響で中止になってしまったけど、来年こそワンマン行けるといいな。

 

semipal.hatenablog.jp

 

 

 

10位    1% / ウォルピスカーター

 

ウォルピスカーターさんは、今まで知らなかったし聞いたこともなかった。

詳しくは過去記事にて。

 

semipal.hatenablog.jp

 

この曲は落ち着くからよく聴いたなぁ。

 

 

 11位    Carry the Hope(青八木一 ver.) / 青八木一(cv.松岡禎丞

 

アニメ「弱虫ペダル」4期?のED曲の、私の推しの青八木ソロver.。

歌い出しの「どうやったって」の青八木の声が聴きたくて、この曲の歌い出しはいつもスピーカーを耳元に近づけて聴いてしまう。

かわいい声だよね。

青八木一が推しなのか、声優の松岡禎丞さんが推しなのか自分でもよく分からないけど、この曲が好き。

 

 

12位    レッド・パージ!!!(カバー) /  宮下遊

 

この曲はボカロ曲っていうのかな?

曲自体が最初から最後まで一つのストーリーを駆け巡っている感覚。

一曲に色んな音やアレンジや要素が盛り込まれていてなんとも言えない、クセになる。

動画サイトには色んな歌い手さんのこの曲があるけど、遊さんのカバーがやっぱり好き。

動画サイトにupされてるこの曲は少し前にアレンジが変わってて、それもまたクセになる感じ。

 

 

13位    思春期少年少女(カバー) / Sou

 

この曲も結構有名なボカロ曲になるのかな?

耳に残るメロディにSouくんの切ない系ボーカルがとても合っている。

好き。

 

 

14位    Bad Ass Temple Funky Sounds / ヒプノシスマイク-D.R.B-(Bad Ass Temple)

 

ヒプノシスマイクのナゴヤディビジョン〝Bad Ass Temple〟の曲。

波羅夷空却 (はらいくうこう)(cv.葉山翔太)の声がパンチが効いててイイね。

好きなリリックは

 

「ままごとなら帰ってクソして寝ろ!」←ヒドイw

 

葉山翔太さんは、以前番組でお見かけした時はとても奥ゆかしい感じのかわいい人だったのに、この声とのギャップはすげえ。

ヒプマイきっかけでちょと葉山翔太さんが気になっている今日この頃。

 

 

15位    Starry Line / Argonavis

 

深夜アニメを観ているとCMで「アルゴナビスfromバンドリ」というフレーズ(?)だけはよく耳にしていた。

「アルゴナビス」というアニメ?何か?があるらしいという認識しかなかったけど、何がきっかけでアルゴナビスの曲を聴こうと思ったんだかもう忘れてしまったけど、まあとにかく配信で聴いたら存外良かったという。

アルゴナビスについては今イチまだよく理解してないのだけど、まあ、追々。

まだ曲が少ないので、これからもっとたくさん歌ってくれるとうれしいな。

 

 

16位    3人組のうた / 超能力戦士ドリアン

 

超能力戦士ドリアンを知ってからまだ日が浅いけど、一時期一日中超能力戦士ドリアンばかり聴いていた。

「目玉6つに 鼻が3つ

手足合わせて12本」

と、歌詞にしてしまうところに思わず笑ってしまった。

多分、この人たちのこと、憎めないんだろうな。

 

 

 

以上。

9〜16位でした。

順位が下に来るほど、他の漏れてしまった曲と甲乙つけ難かったり、そもそも今年前半に何を聴いていたか、PENGUIN RESEARCH以外あまり覚えていないというポンコツっぷり(汗)

再生回数で具体的にピックアップしたら、きっと上位は宮下遊さんとDoctrineとSouくんとペンギンリサーチでかなりを占めてしまいそうなので、このお三方はほぼ代表曲ってことで。

次回は、番外編です。

 

 

2020年に出会った曲ベスト8

色々あった2020年も、もうすぐ終わり。

ということで、今年出会った曲でたくさん聴いたものを順位づけしてまとめてみた。

覚え書きとしてコメントをメモしておく。

あくまで私が2020年に知った曲なので、発表されたのは何年か前のものもあるが、自分基準の話なので読んでいる方はその点ご留意を。

 

 

1位    日常織Broken down /  稲葉夕士(cv .阿部敦)、長谷泉貴(cv.中村悠一

 

アニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」のED曲。

初めてこの曲を聴いた時はちょっとした衝撃だった。

こんな緩くてある意味真面目なアニメで、まさかこんなかっこいい曲と出会えるなんて。

間奏のアレンジがめっちゃイイんだよ。

詳しくは過去にも記事にしているので、そちらに。

 

semipal.hatenablog.jp

 

この曲のおかげで今年はSouくんという歌い手さんと出会うこともできて、私の音楽生活に結構な変化をもたらしてくれた。

ありがとう。

 

 

2位    SUMMER VERSE!!  / Sou × Q-MHz

 

1位の曲からたどり着いた曲。

明るい楽曲にSouくんの少し切ない声がとてもいい。

歌い出しの

「そう

僕らはきっと その未来を映すだろう

誰にも譲るな  胸を張って確かめろ!」

で、もうグッと心を掴まれるよね。

タイトルに「SUMMER」って入ってるけど、一年中聴きたい曲。

 

 

3位    ヒプノシスマイク-Division Battle Anthem-+ / ヒプノシスマイク-D.R.B-

 

今年はヒプマイを知って、結構楽しかった。

ストーリーなどについて細かくいうと色々言いたいことは沢山あるのだけど、それはまた別の機会があればということにして、とにかく楽曲が好きだ。

その中でもイチオシがこの曲。

 

「+」になってナゴヤとオオサカが加わり曲が1分33秒長く(7分1秒に!)なったけど、途中でダレることもなくただただラップが個性的で楽しい。

個人的に好きなのはナゴヤの僧侶・波羅夷空却(はらいくうこう)(cv.葉山翔太)の

 

「ナゴヤ発直通ブッダガヤ〜」←何のこっちゃ

 

の部分とイケブクロの三郎(cv.天﨑滉平)の

 

「10万年前から全部解ってたんだ〜」←待ってました!

 

と、シブヤのギャンブラー・有栖川帝統(ありすがわだいす)(cv.野津山幸宏)の

 

「ガチャーン トゥルルルルル チャリーンチャリーンチャリーンみたいなスリルがおまえにゃ全くねえなあ?」←意味不明だけどカッコ良し!

 

と、シンジュクのリーマンラッパー・観音坂独歩(かんのんざかどっぽ)(cv.伊東健人)のラスト

 

「つらいウザいうるさい(ブッコロスゾオイ!)」←真似したい!無理!

 

のシャウト。

他にもいろいろあるけど、聴いていて飽きない。

 

 

4位    モディファイ /  Doctrine Doctrine

 

歌い手・宮下遊さんを知るきっかけとなった曲。

遊さんの気だるい声にオシャレなアレンジ。

かと思うと、歌詞は結構キツかったりする。

それでもこの曲の破壊力はすごい。

宮下遊さんをきっかけとして歌い手さんやボカロの世界にも足を踏み入れた一年だったなぁ。

 

semipal.hatenablog.jp

 

 

5位    ユニバース / 夏代孝明

 

アニメ「弱虫ペダル」4期だったかな?のOP曲。

上がる!

躍動感がいいよね!

夏代孝明さんは弱ペダの曲で知ったよ。

夏代さんの声、好きだなぁ。

 

semipal.hatenablog.jp

 

 

6位    UNION / OxT

 

動画配信で観たアニメ「SSSS GRIDMAN」のOP曲。

私はこの曲を全く知らなかったのだけど、少し前にTVのアニソン特集か何かで誰かが「UNION」を神曲と推してて自分の井の中の蛙っぷりと再認識したという。

めっちゃアガるしいい曲だよね!

 

 

7位    キヅアト / センチミリメンタル

 

以前から名前は聞いたことがあったレベルで、マンガ「ギヴン」とか「センチミリメンタル」の周辺を、きっかけが無くスルーしてしまってきた気がする。

映画公開を前にアニメの一挙放送を観て、ストーリーと楽曲のリンクに震えた。

映画を観に行って、「夜が明ける/ ギヴン」がストーリー中に流れて「うわあ…(泣)」と打ちひしがれた。

「ギヴン」を代表して、やっぱり「キヅアト」だよね。

「君が置いてったものばっかが 僕のすべてになったの」

つらい。

つらすぎる。

 

 

8位    ID / サイダー・ガール

 

アニメ「炎炎ノ消防隊」のED曲。

サイダー・ガールというバンドはここで初めて聴いたかも?

サラッと歌い流してくれちゃって、もう、好き。

 

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以上。 

今年のNo. 1の曲を考えた時、真っ先に「日常識Broken down」が浮かんだのには自分でも驚いたけど、これはもう断トツと言える。

他の歌い手さんはたくさん曲があるけど、この曲はアニメの声優さんが役柄として歌っていてこの一曲しかないというレア度(?)も後押しした。

でも他も、どれも甲乙つけがたい好きな曲。

9位以降は別記事にて。 

 

※ちなみに、何故「ベスト10」ではなく「ベスト8」なのかというと、このプレイリストをupしている音楽アプリAWAでは公開できるプレイリスト中の曲数が最大8曲までだから。

何で「8」なんて中途半端な曲数なのかな?

 

mf.awa.fm

 

 

 

アイドリッシュセブン2nd #5に見る九条天のアイドルとしての覚悟に、元ジャニヲタがひっそり涙した件。

ふとしたきっかけからアニメ「アイドリッシュセブン」を観始めた。

ちょっと時間があったときにたまたま無料で過去の1期の一挙配信をしていて観てみたのだ。

本当に、たまたま、何となく。

 

(以下、盛大にネタバレしているので見たくない人はここで閉じてください)

 

 

 

 

 

 

二次元アイドルが下積みから始まって紆余曲折あって、スターへとのし上がっていく…とまあ、ストーリーなんて見なくてもほぼこんな感じだろうとちょっと舐めてかかっていた。

家庭環境や兄弟間に様々な事情を抱えた高校生から20歳前半までの7人のアイドル候補(男)。

1期は1期ですったもんだあったが登場人物はそれぞれ個性的で本当にこの子たちの成長を見守っているようで、まだまだ成長途中だし解決していない問題も山積みだし、まあこれは2期も観るでしょ。

2ndは本来なら2020年4月クールで放送していたのだが、新型肺炎コロナウイルスの流行のせいでアニメ制作ができず中断。

この10月から改めて3話から放送となった。

言っちゃ悪いが、私にとってはちょうど都合の良い放送延期だった。

 

 

1期からの継続課題となっていたが、主人公のセンター・七瀬陸(ななせりく)は子供の頃から喘息持ちだ。

そのせいで2時間を超えるライブを完遂するのはなかなかに至難の技だ。

#2のライブで、コンサート本編はやり切ったが喘息の発作でアンコールに出ていくことができなかった。

 

数日後、IDOLiSH7アイドリッシュセブン)と陸の双子の兄・九条天(くじょうてん)が所属するグループ・TRIGGER(トリガー)が同日にスタジオライブ収録する機会があったとき、陸は喘息のせいでリハを何度も止めてしまう。

急遽、天が陸の立ち位置に入り、陸の代わりに見事にリハを踊ってみせる。

リハ後に天は陸に言う。

「リハはただの予行演習じゃない。

本番に向けてスタジオの熱気を上げる、それがボクらの仕事。

ボクらの誠実さに、必ずスタッフもファンも応えてくれる。

体調不良を理由にいい加減なことをしないで」

 

後日、天が陸の寮まで陸を訪ねて来る。

天は、陸と天の両親が経営する店の借金の肩代わりに、2人が13歳の時に養子に貰われていき、「七瀬天」は「九条天」となったのだ。

天は陸に言う。

 

「好きな子、いる?」

陸は単なる恋バナだと思い

「もしその子となかなか会えなかったら寂しい?」

「久しぶりにその子と会う約束をしたのにその子が来られなくなったら?」

という天の質問に

「すごく寂しいと思う」

「悲しいと思う。それに、心配するかな」

と答え、

「好きな人いるの?オレ今、恋愛相談されてる?

どんな人?遠いところにいる人とか?」

と天に質問で返す。

 

それに対しての天の答え。

 

「ボクの恋人はファンだよ」

 

驚きで真っ白になる陸。

 

「ファンを悲しませることはしない。

ファンと交わした約束は決して破らない。

アイドルなら当然のことだよ」

陸「約束…」

「ライブのチケットだ。

その日必ずそこに行ってファンのために笑顔で全力を尽くす約束。

君は約束を守れない。これまでも。これからも」

 

「アイドルとして最低なのはファンを失望させることだ。

九条天のファンでいたせいで傷つくことがあったなんて、ボクは絶対に許せない。

ボクのファンでいたことを後悔させたくない。

いつかボクのファンをやめることがあっても、ボクに費やした時間は楽しいものだったと笑っていてほしい」

 

その上で、天は陸にこう告げる。

「陸は一生懸命ないい子だよ。だけど、この前のライブとリハで確信した。

このままじゃ、陸も陸のファンも不幸になるだけだ」

「ボク達の仕事は代わりがない。

代わりが居るなら、二流の証拠だ。

君が一流を目指せば目指すほど、君は君を支える周りに迷惑をかける。

ボク達は、何人もの人の生活や責任を託されてステージに立つ。

(長い時間をかけてきた周囲の人たちの苦労を)ボクらのミスは一瞬で台無しにする。

その自覚はあるの?」

「隕石が落ちてきて世界中が絶望している時にも、笑って歌っているのがボクらの仕事」

 

 

正直、二次元アイドルからここまでのセリフが聞けるとは思わなかった。

数年前にジャニヲタをやっていた身としては、複雑でもやもやして気持ちの落としどころが分からなかった。

 

 

 

リアルなアイドルより二次元アイドルの方が魅力的ってこんなことあっていいのだろうか?

 

いやいや、所詮、リアルには存在しない作り物の世界のアイドルの言葉でしょ?

 

アイドルとして、これほどまでに自分の立場や役割を自覚している人がかつていただろうか?

 

リアルなアイドルはスキャンダルをスクープされたり、自分を容認してくれないファンはファンじゃなくて構わないと開き直っているかのような態度の人もいるよね?

 

「自分のファンであったためにファンが傷つくことがあったなんて自分は絶対許せない」なんて、生身の人間でそこまでの自覚と覚悟があってアイドルをやっている人はどれくらいいるのだろうか?

 

何度もスキャンダルを起こして、その度に開き直ってファンを舐めているような態度のアイドルも居るのに。少しは九条天を見習ってほしい。

 

 

 

かつて私がファンをやっていたリアルなアイドルは、スキャンダルを起こした時にファンを不安にさせて、ファンは仲間同士で落ち込んだりザワザワしたり泣いたり慰めあったり、グループ内の、問題を起こした人のファンの中でも「グループを脱退しろ」という人と「何があってもついていく」という派閥に分かれ対立し、それはもうめちゃくちゃだった。

担降りする(ファンをやめる)人もたくさんいた。

古くからのファンが担当を降り、あまり過去の事情を知らない新規のファンがまた付いて、「何があってもついて来てくれるファンだけがオレらのファンでいてくれたらいいよ!文句のあるファンはファンをやめてくれても全然構わないよ!」とでも言いたげな、グループのメンバーから発せられる言葉にたくさんのファンががっかりした。

そんな言葉は聞きたくない。

アイドルだって人間なんだから仕方ないけど、せめて周囲に気を配って、大っぴらになったら困るような軽率な行動は謹んで!

そして、もしもスクープされたり世間を騒がせたら、正直言ってファンはとってもツラい心理状況だ。

だから、何かをやらかした後であったとしても、「心配かけてごめんなさい」とファンに向き合ってほしかった。

その一言さえあれば、また信じてついていくことだってできたのに。

 

担降りする前の、ぐちゃぐちゃだった頃のことをいろいろ思い出した。

 

このままファンを続けていたら、きっとまた傷つくことになる。

結局はファンよりも自分が1番大事なんだ。

自分と、自分の仲の良い人達と、自分の欲望と。

軽率な行動によってファンがどれほど傷ついてがっかりして元気を無くしているのか、この人たちは想像すらしないんだろうな。

コンサートを開いたら、当たり前のように満席になってみんなが駆けつけて自分たちを好きでいてくれると思っているんだ、きっと。

好きなアイドルが何をしようと「私だけはずっとファンでいるから!」という人も、まあ居る。

結構、居る。

私は、何度目かのスキャンダルの時、「もう無理。限界」と思った。

同じことを何度も繰り返す。

自分の保身のことしか考えていない。

誰に向けての謝罪だよ。

ファンじゃないよね?

世間を、ネットニュースをお騒がせして、今後の仕事に影響するのが困るから。

そうとしか受け取れない謝罪の言葉しか聞けなかった。

聞きたかったのはそんな言葉じゃない。

今まで好きでいてくれて、応援してきたファンへの言葉は?

あなたの今までをずっと見てきたファンに対して、今、何を思っているの?

どうして、ファンのことを放っておけるの?

ファンが悲しい思いをしていることが分からないの?

 

知人のファン数名も、私と同時期に担降りした。

かつて好きでいた人たちから、こんな形で離れることになるなんて。

でも、これ以上続けても、きっとこの人たちは反省しない。

ファンを省みることはない。

今の自分の恵まれた環境が当然だと思っているから。

 

 

 

アイドリッシュセブン2ndの#5。

九条天の言葉。

 

「アイドルとして最低なのはファンを失望させることだ。

九条天のファンでいたせいで傷つくことがあったなんて、ボクは絶対に許せない。

ボクのファンでいたことを後悔させたくない。

いつかボクのファンをやめることがあっても、ボクに費やした時間は楽しいものだったと笑っていてほしい」

 

ああ、そうだ。

このアニメを観て、心のもやもやが消えなくて、色んな感情が行ったり来たりしたが、分かった。

私は、この言葉を、あの時に言ってほしかったんだ。

私の好きな人たちに、九条天のように。

「自分のファンが自分のせいで傷つくことがあったなんて絶対に許せない」

と言ってほしかった。

「ファンでいたことを後悔させたくない」

と言ってほしかった。

「いつかファンをやめて離れていくことがあったとしても、ファンとして費やした時間は楽しいものだったと笑っていてほしい」

と言ってほしかった。

私が応援してきた人たちは、そんな人たちであってほしかった。

今さらながら、涙が出てきた。

ジャニヲタだった当時のことは、もう、人として嫌いになってしまったかつて好きだった人たちのことを思い出したくなくて記憶の奥深くに仕舞い込んだ。

 

そして、私が担降りしたグループの中で唯一、おそらく、口に出しては言わないけれど、きっと、九条天のようにファンのことを思ってくれているであろう1人のアイドルのことを思う。

他のメンバーは定期的に、本当に笑っちゃうくらい定期的に代わる代わる不祥事やスキャンダルを起こして、その度にファンの間でザワついて不安になっていたが、その人だけは今までスキャンダルや不祥事は一切聞いたことがない。

私生活もまあまあ謎に包まれている。

いつも笑顔でニコニコしている。

メンバーにはよく弄られていたけど、常にアイドルでいてくれた人。

他のメンバーが不祥事を起こして、番組などでメンバーが欠けた状態で人前に出ることになったときもいつもニコニコしてくれていた。

この人の笑顔に何度救われて、勇気をもらって、明日もがんばろうという力をもらったか分からない。

この人がメンバーでいてくれるから、ファンをやめるのはやめようと何度も思い止まってきた。

でも、担降りした。

あなたの横にいる、嫌いになってしまったメンバーが、どうしても画面越しでも目に入る。

歌番組で歌っていると、カメラの切り替えで見たくないメンバーが映されて嫌な気持ちになる。

あなた1人を見たいのに、当たり前だけどコンサートは他のメンバーも一緒に出演する。

総人数4人しかいないグループで、その人以外の3人がスキャンダルや不祥事や、下手したら警察沙汰なことをスクープされているって、異常事態じゃない?

ファンを心配させて不安にさせて、泣いたり動揺したりさせて、それなのにそれについてファンに対して申し訳ないという気持ちたったの一言も、ニュアンスでさえも伝えることができないどころか、あっけらかんと開き直ったようなまるで非難するファンに喧嘩を売っているかのような態度を取るメンバーの顔なんか、もう二度と見たくない。

ファンは鋼の心臓だとでも思ってるの?

何をやらかしてもファンはファンでいてくれると思って放置ですか。

去るファンは勝手に去れば?って感じですか。

嫌いになってしまったメンバーが画面に映るたびにあふれ出る色んな感情を抑えて、心を無にする。

ただ1人、あなたを見たいだけなのに、心を無にしないといけない。

 

あ、無理だ。

ごめん、無理。

私には無理だ。

 

他のメンバーがもし居なくなったら、グループはグループとして成立しなくなる。

だから、いくら問題のあるメンバーであっても、(ひどい言い方だけど)「居ないよりマシ」。

あの人にとって、グループはとても大事。

きっと、ファンと同じくらい大事。

だから。

ごめん、私が降りるよ。

本当にごめん。

好きでいたかった。

もっとファンでいたかった。

ファンをやめるよ。

 

でも。

グループのファンはやめるけど。

あなたを追いかけることもやめるけど。

あなたがいてくれてよかった。

あなたの笑顔は今でも私の心の支えです。

ライブ会場で私に向けてくれたその笑顔は、今でも忘れられない大切な記憶です。

メンバーが最近また1人減っちゃって(私個人は「担降りしておいてよかった」と勝手な安堵をして)、でも変わらず笑顔のあなたを見て、安心と、大丈夫かなという心配と、がんばれっていう気持ちと。

ちょっと離れたところから、あなたを見守って、応援しています。

ありがとう。

 

 

アイドル成長ストーリーの「アイドリッシュセブン」。

生身のアイドルでも一体何人がそんな覚悟を持って仕事を全うしているのだろうかと考え込んでしまう、九条天の意思。

天の発言は、「このままでは周囲の期待に応えられない陸が潰れてしまう」と陸を思ってのことだ。

陸はそれに反発し、やり遂げてみせると宣言する。

今後どうなるのか、目が離せない。

 

【メモ】私がSouくんと出会った経緯〜妖怪アパートの幽雅な日常〜

音楽を巡る旅は楽しくて、今自分が好きなアーティストにどんな流れを経てたどり着いたのか、ともすれば忘れてしまいがちだ。

なので、ちょいとメモしておく。

 

2020年8月半ば。

配信にて「妖怪アパートの幽雅な日常」というアニメを観た。

初めて聞くアニメだったが、主人公の声優さんが「弱虫ペダル」の「泉田」といういつも「アブアブ」言っている筋肉マニアのcvをしている人だった。

この方(阿部敦さん)が主人公を務めるアニメは初めて見たので、どんな声でどんなキャラなのか気になったので観ることにした。

ストーリーはゆるい感じで絵柄もちょっと古臭い?

両親を事故で亡くした高校生が金銭的都合で住み始めた安アパートが、実は妖怪と人間が共存するアパートだったという話。

ふーん。 

 

なんて流し観てエンディング曲のイントロが流れた瞬間

「エッ!!??」

とビックリした。

なんっじゃこのカッケエ曲!

えこのアニメにこの曲!!??

しかも歌ってるのアニメの声優さんじゃん!!

ファッ???

 

mf.awa.fm

「日常識Broken down/稲葉夕士(cv.阿部敦)、長谷泉貴(cv.中村悠一)」

 

冷静に聴いてもいやいやいややっぱやばいでしょこの曲。

間奏がまた「ヤラレタ!」って倒れた。

こんなゆるいアニメでこんな贅沢な曲!

 

誰?

誰作曲?

「Q−MHz」?

キューメガヘルツ。

知らんし。

早速AWAで検索。

 

本人名以外にfeat.で数曲。 

未知の人の好きな曲を見つけたときは、その人の他の曲も聴いてみることにしている。

その中に

「SUMMER VERSE!!」

という曲があった。

 

mf.awa.fm

「SUMMER VERSE!! / Sou×Q−MHz」

 

あ、この声好き。

いい声。

歌い方も好きかも。

歌ってる人が「Sou×Q−MHz」

てことは、この曲は「Sou」って人が歌ってるのか。

じゃ、「Sou」って人はどんな歌うたってるのかな?

…これがお得意の芋づる式音楽。

 

こうして私はSouくんと出会いました。

Souくんが歌っている曲は、お気に入りを絞れないくらい好きな曲が多くて、もー仕方ないからSouくんだけエンドレスで聴けるように専用プレイリストを作った。

 

Souくんと出会うきっかけとなったアニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」ED曲「日常識Broken down」の中に

「まだまだまだ意外な出逢いがあるさ」

という歌詞がある。

一見ゆる〜い感じのフワッとした絵柄のアニメでまさかこんなパンチの効いたED曲が流れるなんて。

しかも声優さんが歌ってるなんて。

もうびっくりだよ!

そしてそのおかげでSouくんと出逢った。

「まだまだまだ意外な出逢いがあるさ」

本当におっしゃる通りでございます。

 

【レビュー】ワイヤレスイヤホン・ソニーのWF-1000XM3とAirPods Proを比べてみた。

2020年4月、ワイヤレスイヤホンAir Pods Proを買った。

私にとって初めてのワイヤレスイヤホン。

口コミではとても良い印象で、低評価を見にいくと「ノイズキャンセリングの効きが悪い」が主という感じだった。

使ってみた感想は以前はてなブログにも書いたけど、

「まあまあ良い。でも、私がメインで使いたかった音楽アプリAWAを聴くと何故かブチブチと異音が入る。とてもじゃないが聴いてられない。何とかして!」

だった。

 

iPhoneだからと安易にAir pods proにせず、同列比較されることの多いソニーのWF-1000XM3を購入すればよかった…。と、後悔すること5ヶ月。

ついに、ソニーのヤツを買った。

嬉しくて小躍りした。

使い心地は。

結論からいうと、商品自体がどうやら初期不良の模様で返品することになった。

そして、私の耳にはソニーは合わなかった。

 

 

【イヤホンを外しても音楽(動画も)が止まらない】(不具合?)

私は基本的に片耳のみで使用するのだが、音楽や動画を流している最中にイヤホンを外しても音楽も動画も止まらないという事態が最初から発生していた。

ソニーの「Headphones」アプリで「ヘッドホンを外したら音楽を一時停止」をオンにしていても、だ。

一度、「ヘッドホンを外したら音楽を一時停止」をオフにしてもう一回オンにしてみた→止まらない。

イヤホンをリセットしてみた→止まらない。

イヤホンを初期化してみた→止まらない。

ちなみに、リセットする前はイヤホンを本体に戻してもそのまま音楽がイヤホンから流れ続けていることもあった。怪奇現象かよ。

この件はチャットでソニーの相談窓口に問い合わせしたが、「アプリのアップデートは最新か?」(購入して一週間も経ってないしアプリDLしたばかりですけど?)など、手詰まり感あふれる返信しかなく、購入店に修理点検に出してくださいということで話は終わった。

 

 

【ノイキャン設定が毎回リセットされる】(不具合?)

もう一件、「これってどうなの?こんな変な仕様なの?」ということがあった。

アプリ側で「ノイズキャンセリング」などの「外音コントロール」を自分仕様に設定しても、イヤホンを外して反対側のイヤホンに付け替えたり、イヤホンを一度本体に戻して再度装着すると、その度に設定がリセットされて腹が立った。

家電量販店の店員さんにこの件を話すと「設定したのにリセットされるってそれはない」とのことで、やはりどこかおかしいらしい。

アプリの問題か製品の問題か分からないが、気分的にもう信用ができない。

ということで、結果として返品する次第となった。

 

 

【音量調整】

ソニーのこのイヤホンを買おうと思ったのは、カスタマイズしてイヤホンで音量調整できるように設定できることに魅力を感じたからだった。

だが、結果的に私の使い方ではそれはできなかった。

両耳装着していたら、片側を「再生・停止モード」もう片側を「音量調整モード」で使用できるのだが、片耳装着だと音量しかいじれない仕様となってしまいそれではやはり不便すぎて、結果両耳とも「再生・停止モード」にせざるを得ず、がっかりした。

結局操作ボタンは片側に1つしかないわけで。

AirPods Proとできることは何も変わらなかった。

ていうか、AirPods Proの方が再生モードとノイキャンの設定の2つのことが1つの操作ボタンでできる分、優秀だ。ソニーは再生モードを諦めないとノイキャン設定がイヤホンでできなかった。

「再生」「音量」「ノイキャン」の3つから1つを選択するということ。

両耳で使用する人はこの3つの中から2つ選べるからいいのだろうけどね。

 

 

ノイズキャンセリング

ソニーのこの製品についての事前調査では、ノイキャンが高評価だという印象を受けていた。

正直、ノイキャンの機能について私はあまりよく分かっていなかった。

耳が強い人や若者は周囲の雑音を遮蔽して自分だけの音楽の世界に浸れていいのかもしれないが、私のように疲れが溜まったり寝不足が続くと耳鳴りがする、耳があまり強くない人間にとっては、このイヤホンを着けて心に浮かんだのは、少し大袈裟かもしれないが「恐怖」というワードがしっくりきた。

いや。

怖いのよ。

「外音コントロール」オン+「ノイズキャンセリング」オンにすると、耳穴の圧力が変わってキューッとなってとても装着し続けることができない。

絶対、耳に悪い。

「外音コントロール」オン+「外音取り込み」あり(1−20までレベルが選べる)(なおかつボイスフォーカスのオンオフの設定もあり)にしても耳に違和感がある。

「外音コントロール」オフにすると1番自然に聞こえるが、それでも耳に少しの違和感がある。

これは、人それぞれのイヤホンとの相性の問題なのだろうか?

とにかく、「外音コントロール」設定をどんな状態にしようと耳への違和感がなくなることはなかった。

ソニーを使った後にAirPods Proを使うと、ホッとした。

AirPods Proでノイキャン仕様にしても、多少の時間なら耳にそこまでの違和感なく使うことができる。

私にとっては耳に優しいイヤホンはAirPods Proの方だった。

 

 

【バッテリーの持ち】

ソニーは、商品説明にイヤホン100%充電状態で6時間持つと書いてあったが、だいたい毎回3.5−4時間で切れた。片側のみの使用でノイキャンオフ設定で。

最初は「嘘ばっかじゃん!」なんて思ったが、これはイヤホン自体の初期設定のマズさだった。

購入してそのまま使うと「DSEE HX」という設定がオンになっていて、この状態だと充電の持ちがとっても悪い。

そのことに気づいて設定でオフに変えたところ、片側使用で7時間ほど持つようになった。

AirPods Proがだいたい4.5時間くらいしか持たないことを考えると、これはすごいと思う。

 

 

【バッテリー残量の確認方法】

ソニーはとにかく確認しづらい。

専用アプリで確認はできるのだけど、一旦ケースに戻してもう一度取り出さないと最新の残量が表示されない。

そして、私は「耳からイヤホンを外すと電源が切れる」仕様に設定していたので、残量確認のために本体に一旦戻し取り出しただけでは確認できないから、もう一度耳に装着して電源を入れないと残量表示がされないというとても面倒くさくストレスの溜まるものだった。

対して、AirPods Pro。

こちらも、確認にストレスがまあある。

iPhoneを開いた状態で、近くでイヤホンの本体のフタを開けると画面に残量が表示される仕様なのだが、両耳が本体に戻っていないと表示されないようで、残量確認したいだけなのに耳から外してケースに戻さないといけない。

他の人がどれくらいの頻度で残量確認しているのか知らないが、私はできれば本体残り10%くらいの良い感じのギリギリ状態で充電したいしイヤホンも10 %を切る直前(←残念なお知らせ音のなる前)に充電したいので、もう少し気軽に確認できたらいいのにと思ってしまう。

 

 

【イヤホンの装着感・操作性】

 イヤホンの装着に関しては、ソニーの方が「耳に付いてる」感がハンパない。

重量比で、AirPods Proが片側5.4gに対してソニーは8.5gだ。

どちらも、イヤーチップの大きさを適度なサイズに選択すれば普通に歩いているだけで耳から落ちることはないが、AirPods Proの方が着けていることを忘れる。

ソニーは「着いてる感」半端ない。

そして、気になるからたまに手でグリグリと耳に押し込んでみたりする。

AirPods Proは耳元の操作が「ペコッ」と感触があるまで押さないと反応しないのに対し、ソニーは「スッ」とイヤホンに触れるだけで音楽が止まったり反応するので、耳にイヤホンを押し込んだりマスクの耳かけ部分を直したり耳元の髪の毛を触るたびに、イヤホンに触れてしまい音が止まってストレスだった。 

あと、AirPods Proを着けたまま着替えると、Tシャツを脱いだ時などは確実に落ちる。着けているのを忘れる分、落としやすいから要注意。

ソニーもTシャツを脱ぐときは落としやすいが、AirPods Proのように確実に引っかかるとまではいかない。

 

 

【外観】

AirPods Proを初めて見たときの感想は「小さい」「美しい」だった。

それに対し、ソニーを初めて見たときは「ゴツい」「でかい」だった。

ケースが美しくない。

ゴツくてかさばる。

持ち歩くときに「荷物」感がある。

ちなみに、ケース(本体)重量は、AirPods Proは45.6g、ソニーは75gで、圧倒的にAirPods Proの方が軽い。

 

 

【ケースからの取り出しやすさ】

これはまあどちらも取り出しにくい。

でも、AirPods Proの方が慣れたらそれほどの難はなくなる。

ソニーはゴツい分「よいしょ」という感じで一生懸命つまんで取り出さないといけない。

どちらも慣れかな、とは思うが。

 

 

【その他】

AirPods Proの嫌な点は、「使用中充電残量が少なくなるととっても残念な、テンションが下がる音でお知らせしてくる」ということだ。

本当に、あの音はテンションが下がる。

「アラララ…」

「残念でした…」

「もうすぐ力尽きますよ…」

とでも言われているかのような残念具合。

昔遊んだスーパーマリオで、マリオが溝に落ちたりクリボーに触ってしまった時のような音。

テンションだだ下がり。

  

ソニーの良いところは、AWAでプチプチ音がしないということか。

それは、多分AWAアプリ側の問題なんだろうけど、何とか改善してほしい。

でも、最近はAirPods Proでもたまにマシだったり慣れてきたせいかあまり気にならないことも多くなってきた。(それでもまあ気になるが我慢している)

 

 

【まとめ】

AirPods Proの良い点

・イヤホンが小さくて軽い。

・ケースも小さくて軽い。

・片側装着で「再生停止」と「ノイズキャンセリング」二つの操作が可能。

・ケースもイヤホンも美しい。

・ノイキャンが耳に優しい感じがする。

 

ソニーWF-1000XM3の良い点

・充電の持ちが良い(AirPods Proの倍近い?)。

ノイズキャンセリングがすごい。

AWAでプチプチ言わない。

・黒色を選択できるからパッと見めだたない。

・両耳使用の場合、片側を「再生・停止モード」片側を「音量調整モード」にカスタマイズで設定できて便利。

 

 

AirPods Proの悪い点

AWAアプリで音がプチプチ言う。

・イヤホンの充電残量が少なくなるととてもテンションの下がる残念な音でお知らせしてくる。

・充電残量の確認をするには両耳ともケースに戻さないといけない。

 

ソニーWF-1000XM3の悪い点

・イヤホンがデカくて着けてる感がすごい。

・ケースがデカくてかさばる。

・片側使用だと「再生停止」モードしか実際上選択できない。

・アプリの設定でノイキャンを自分好みに変更しても、イヤホンをケースに戻すと毎回リセットされて設定しなおさないといけない(自分が買ったイヤホン側の不具合かも)。

ノイズキャンセリングがすごくて耳の圧迫感がすごくて恐怖を感じノイキャンのまま着けていられない。

・ノイキャンオフ設定にしても耳への圧力を感じて違和感がある。

・充電残量の確認をするときには両耳ともケースに戻し、なおかつ再度イヤホンの電源を入れないといけないので「イヤホンを外したら電源が自動オフ」になる設定にしている場合、両耳のイヤホンをケースに戻して再度取り出して尚且つ耳に装着して電源オン状態にしないと残量確認ができないのでとても面倒くさい。

 

【結論】

AWAアプリ愛用者の私としては、AirPods Proは最適解ではないというのは以前から変わりがない。

だが、ソニーWF-1000XM3はAWAで異音は入らないがそれ以前にノイズキャンセリングが効きすぎていて耳の圧迫感がすごくてノイズキャンセリング機能は使えなかったし、ノイズキャンセリングオフでも耳の中の圧力がすごくて違和感があり長時間使うのはキツかった。

 

今回、ソニーのイヤホンはおそらく初期不良品と思われる症状があったためそのまま返品することになったが(お試しで一週間ほどしか使用していない割にはレビューが細かいのは、AWAを快適に使うために何とかソニーのイヤホンを返品交換という形で今後も使用できないかと模索しつつ長時間使用した結果である)、あらかじめ店頭で視聴できる機会があればやはり実際に耳につけてみた方がいい。

 

私としてはAWAAirPods Proでも異音なく快適に使えるようになれば他の製品の購入を考えることもないのだけど、なかなか現状が打破されない為今後も他のワイヤレスイヤホンの購入を検討していくことになると思う。

今回のことで分かったのは、世間のレビュー評価が良くても自分の耳に合うかどうかは実際にイヤホンを使ってみないと何とも言えないということだ。

 

 最近は、AirPods Proが私の片耳に標準装備状態になっている。

それくらいAirPods Proは軽くてコンパクトで、着けていることをたまに忘れるくらいだ。

AWAでプチプチ言わなければ…それさえなければ何も迷うことがないのに残念だ。

 

映画「弱虫ペダル」(実写版)を観てあれこれモヤモヤしたこと。(辛口)

弱虫ペダル」が好きだ。

最初は漫画から入った。既刊全巻+スピンオフの「SPARE BIKE」も放課後ペダルもファンブックも持っている。

アニメも全話観た。

そんな大好きな弱ペダが、実写映画になるという話を聞いた。

配役や予告映像を見た限り、不安しかなかった。

これはダメじゃね?と思った。

でも、もしかしたら実際に映画を観てみたら意外と良かったというパターンもある。ジャニタレの子が演じる主人公小野田は、予告を見る限りわりと原作の小野田に寄せてきていて、小野田感が出ていた。

この目で観ないと良いも悪いも分からない。

ということで、映画館まで足を運んできた。

 

一言で言うと、疲れた。

反省点として、「原作とは完全に別物である」とあらかじめ割り切った上で鑑賞しないといけなかった。

あまりにも原作のイメージとかけ離れていて心の中で「おいおいおい」「マジか」とツッコんでばかりだった。

その内容をメモしておく。

原作を知らない人は、恐らく映画を楽しめたのだと思う。口コミやレビュー評価は概ね良かったので。なので、原作を知らない人は以下は読まない方が良いだろうからそのままそっと閉じてください。

あくまで、原作ベースになっている私の頭での話。

口が悪くてスミマセン。

 

 

 

 

 

 

1.主人公の小野田坂道の背が高すぎる。

 眼鏡を取ったら普通にスタイルの良いイケメン。Hey!Say!JUMPの有岡くん辺りが適役だった。

 

2.鳴子章吉の背も高すぎる。

 「赤いマメツブ」感が全くない。

 

3.小野田と鳴子の背が高いせいで、今泉の長身さが目立たない。

 

4.杉本が小野田と鳴子より小さくて、杉本感がない。

 

5.今泉が廊下を通るだけで女子がキャーキャー歓声を上げているのが違和感しかない。そこまでのイケメンじゃないだろうし、通るだけで奇声を上げるなんて失礼では?

万一アイドル並みにカッコよかったとしても、通り過ぎただけで「キャーキャー」とベタに声に出すヤツいねえよ。三流芝居かよ。雑かよ。

 

6.田所がなで肩で変。肩パットくらい入れてほしかった。

 

7.巻島が「変人だけどいい人」感がなく、単なるニヒルな意地悪っぽい先輩にしか見えない。しかも何か全体にちっさい。コンパクト。「ピークスパイダー」感がない。

 

8.夜の暗い部室に残ってインハイメンバーについて熟考しPCと睨めっこする金城は、普通に残業中のサラリーマンにしか見えない。(これは原作の金城を忠実に再現したら残業リーマンになったとも言えるのかもw)

 

9.鳴子の関西弁が変。アニメ版の関西弁に慣れているせいか(アニメ版でもそこまで関西弁の完成度が高いわけではないが)、映画版の鳴子は普通に喋ったと思ったら語尾だけ関西弁でいちいち「ん?」と引っかかってしまい気持ち悪くて話の内容が頭に入ってこない。身近にバリバリの関西弁を喋る人間がいるので余計に気になる。方言の指導者の人は何やってんだ。

 

10.エース今泉のゼッケンが5番なのは何故?普通強い人の方が小さい番号が割り振られるイメージなのだが(原作でも今泉は1年生3人の中で1番若い番号だったし)、敢えて鳴子が4番であることにどんな理由が?金城は何を思って鳴子=4番、今泉=5番としたのか?違和感しかない。

 

11.インハイ予選が初レースの小野田なのに、ゴールを取るのに何故今泉と小野田を出すのか。かなりの賭けなんじゃ?まだ小野田、そこまでの実績も信頼もないよね?

 

12.ゴール前のカーブで観客の中に「小野田」の看板を持った人がいた。ロードバイク初心者で1年生で無名の小野田の看板……え身内?

 

13.敵のナンソウ高校は早くにエースが1人で飛び出し、片や総北高校は残り5キロまで小野田が引いて今泉が1人で出る。ナンソウの子は1人なのにゴール直前まで今泉と競う。アシストに恵まれていたらナンソウの子の方が普通に強いよねーあーかわいそ。

 

14.てか、たかが県予選レースで道路って封鎖するもんなの?原作読んでる限りだと、県予選ってのは周回コースを何周かして最終的に1位を競うレースってイメージなんだけど。一般人からしたら、インハイ県予選レースごときで道路封鎖されたら迷惑じゃね?

 

 

 

先にも書いたが、映画レビュー評価は悪くないので私の頭が原作に染まりすぎてて受け入れられなかったのだろう。

原作を知らず、ロードレースについての知識も何もない人が観たらそれなりに楽しめるのだろう。あるいは、完全に原作と切り離して別物として観ることができるならば。

おそらく、作る側の方々も一生懸命作ったんだと思う。

小野田役の子も、今泉役の子も、別に嫌いじゃない。わりと好きな方だ。

その感想がこんなことで申し訳ない。

映画のストーリー上、続編はない(インハイ本戦で起こった事件をこの映画の予選レースでやってしまった為)と思われることが唯一の救いだ。

そして私はやっぱり原作(漫画) が好きなんだなあと改めて思った次第だ。

 

ipad(無印)を買ったよ

2020年夏。

去年の年末からGYAOやAbemaでアニメなどを観ることを覚え、過去の見逃してきた有名なアニメを片っ端から観るのが日常となっていた。

 

タブレットは持っていないので専らiPhoneが大活躍。

でも、動画をみていると調べ物が同時にできない。

このアニメの主題歌いいなと思っても観ながらアーティストについて調べたりできない。

料理のレシピも見られない。

LINEの返信もできない。

加えて、アニメ経由でアニソンが素晴らしいことに今更ながらに気付き、数年ぶりに音楽聴きたい病が発病していた。

音楽聴きたい病。

それは、寝ている時以外常に音楽を聴いていたい。

テレビを観ている時もトイレやお風呂に入っている時も音楽を聴きたい。

そんな病気。

動画か音楽か、どちらかしか選べない。

無理。

もう、限界。

頼むから音楽を常に聴かせてくれ。

 

てな訳で、タブレットを買うことにした。

普通の安価なタブレットも候補に挙げてみたけど、iPhoneに慣れてしまうとAndroidに比べて使いやすさやストレスの無さが抜群に良いので、おそらくタブレットも同じことが言えるだろうとiPadにした。

 

できるだけ安くしたかったし、外出先まで持ち出すことはあまり考えられなかったのでiPad miniは除外。

proはもっと高度な作業をする人用らしいので却下。

Airと無印で迷ったけど、正直違いがよく分からず。でも、自分の想定する用途として無印で十分じゃね?安いし。てことで、無印に決定。

家の中用ということで、セルラーモデルは除外してWi-Fiモデルを選択。

容量は、大は小を兼ねるということで128GB。

 

で、絶対にキーボードは欲しい。

昔、独学で練習してブラインドタッチはできるので、ノロノロフリック入力することを考えると圧倒的にキーボードの勝利。

安価なBluetoothキーボードも考えたが、口コミ評価を見ていると「接続が〜」「打てないキーが〜」など、どのキーボードも一定の初期不良的な不具合が散見され、高価だけどリンゴ製のスマートキーボードにした。

ついでにApple Pencilも。

おそらく長く使うと思うので、初期費用はケチっちゃいけない。

安いものを買ってもあとから結局は信頼できる製品を買い直して、総合的に高くつくことがままあるのは、鳥見における双眼鏡で経験済みだ。

ちなみに、鳥見用双眼鏡はスワロの10x40が圧勝。

30万くらいするけど、初心者を卒業してもっと見える双眼鏡が欲しければこれを買うべし。

 

iPadとスマートキーボードとApple Pencil。

3点を同時にカートに入れて注文画面に進むと、iPadだけが在庫がないようで納品までに1〜2週間かかると表示が。

いったんキーボードとペンシルのみカートから外したかったけど、何故かカートの中身を変更するコマンドが見当たらず仕方なくそのまま注文ボタンをポチッた。

ちなみに、Apple Storeで購入。

何かあったときに14日以内なら使用後でも返品が効くし、価格的に他で買ってもあまりメリットを感じられなかったので。

 

キーボードとペンシルは注文翌日に届いた。

スマートキーボードはめっちゃコンパクトで軽くて、外出先に持ち出すにはとても快適そうだ。

でも、私の場合、キーボードを使うのはこうしてブログ書いたり思いつきで何か記録したりする時だけなので、ちょっと選択を誤ったか?

基本的に動画を観るのは台所仕事しながらになると思うので、キーボードがめっちゃ汚れそう…。

やっぱ別のにする?

キーボードは使う時だけ持ってくればいいやつにする?

できればiPhoneもペアリングして使えるキーボードがあれば便利なんだけど。

再度色々検索してみたけど、Bluetoothキーボードはどうもやっぱり信頼度に欠けるというか、ハズレに当たらなければいいのだけどそれはもう運みたいなもんだから…。

と、うろうろネット上を彷徨っていると、アップル純正の「Magic Keyboard」というのが出てきた。

iPadにもiPhoneにも使えて、外出先に持ち歩くのはあまり適していないけど何より純正だから信頼度が違う。

一度スマートキーボードをポチった身とすれば、価格的にも8000円くらい安い。

そして、Magic Keyboardは職場でテンキー付きのやつを使用しているのである程度勝手が分かっている。

これは…決定だ。

 

結果。

iPad(無印)10.2インチ・128GB・Wi-Fi…44,800円

AppleCare +…8,400円

Apple Pencil第一世代…10,800円

Magic Keyboard…9,800円

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小計       73,800円(+税)

 

その他

ケース…1,199円

ガラスフィルム…1,099円

Apple Pencil用キャップ…650円

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小計        2,948円

 

合計       約85,000円

 

久々の結構な出費になった。

今後、どのくらい活躍してくれるか楽しみだ。