眠たい病気13

特発性過眠症』と診断されてその後3。

 

どこかのサイトで読んだのだと思うが、眠気の病気についての遺伝の可能性が気にかかっている。

 

うちの父は、昔から車を運転するとすぐ眠くなる人だった。

母に言わせると「たかが 高速道路を5分走っただけで何で眠くなるの?」というレベルで、眠気の強い人だった。

運転手でなく助手席だと間違いなく寝る。

 

もしかして父も何らかの睡眠障害を持っていて、私に遺伝したのではないか?

その疑念は密かに私の中にあった。

 

数年前、家族みんなで旅行した時に夜中に父の呼吸が止まっていることに気付き、睡眠時無呼吸症候群だと思うよと医者に行くことを勧めた。

検査の結果、やはり睡眠時無呼吸症候群と診断され、通院して症状を改善してもらうことができたようだ。

 

若い頃から睡眠時無呼吸症候群だったのか、それは分からない。

もしかしたら父の若い頃の眠気は、私と同じような『特発性過眠症』などの病気が隠れていたのかもしれない。

 

そう思うと、私のこの病気が子どもに遺伝するのではないか?というのが、目下のところ心配だ。

私の記憶では自分は中学生になってからひどい眠気の症状がでてきたので、子どもたちの様子がおかしくないかは、見守っていこうと思う。

 

 

眠たい病気の話はひとまずこれでお終い。

これからもこの病気と一緒に生きていきます。