「明日はきっといい日になる」を食わず嫌いして歌手•高橋優を避けてきた件。

高橋優さん。

前々から歌手としてその名前は知っていた。

自分の中では、結構売れている有名アーティストという位置づけだった。

でも、この人の歌をほぼ聴いてこなかった。

 

理由は、高橋優さんの「明日はきっといい日になる」という曲だ。

改まってこの歌を聴いたことはないけど、どこかしらでちょいちょい耳にしていた。

もしかして、日本人なら大多数の人が知っているのでは?というほどに、この曲はいろんな場面で使われていると思うし、使われるに相応する、耳に残るキャッチーさがある。

 

この曲が、苦手だった。

まず、タイトルからしてなんだかイヤだ。

なんつーか、“前向きオーラ全開”なイメージ?

日陰者的な自分には、なんだか眩しすぎるタイトルで、直視できない。

 

歌い出しがまたストレートに「明日はきっといい日になる」って明るくタイトルまんま言われるので、こっちは「グハッ」とかなんとかいって食らっちまって、もうその先が聴けない。

だから、どんなことを歌っているかはよく知らなかった。

きっと前向きな応援ソングなんだろうなという予想はついた。

何かの折に高橋優さんの曲とニアミスするたびに、「ああ、あの“明日はきっといい日になる、いい日になる”ってひたすら歌ってる人ね…」と避けてきた。

私とは対極にいる人。

それが、高橋優さんだった。

 

 

先日、昔のアニメを観ていて、ED曲でいい歌だな、誰が歌ってるのかな?というのがあった。

 

「光の破片」高橋優

 

えっ。

あの?

いい日になるいい日になるってひたすら歌ってる人?

私には少し荷が重い応援ソングと思しき歌を歌っている人?

えー。

そうなんだ。

こんな歌もあるんだ。

知らんかった。

ちょっと。

聴いてみないといかんね、これは。