SKY-HI HALLツアー2016~Ms.Libertyを探せ~参戦記
記録を残さずに2年以上経ってしまった。
つい先日2018年のMarble the Worldライブに参戦して、去年の記録を見ようとしたら、何と2017年はおろか2016年の記事も下書きのままだった…。
一応、upしておこうと思う(汗)
2016年は個人的にすごく忙しかったのもあるし、正直この時のライブはその前に初参戦したLimoツアーに比べてインパクトはそこまで大きくなかったのでそのままになってしまっていた。
というか、Limoでびっくりしすぎてハードルが勝手に上がってしまっていたという感じかな。
で、その一年後、2017年のWELIVEライブに参戦してきたのだけど、2016年の初ホールの記憶がほとんどなくて…「あれ?去年もホールだっけ??」てな状態で(汗)。
2017年のライブ参戦記を残そうと思ったけど去年はどうだっけ?とメモ書きを引っ張り出したら、ここから2017年の今回のライブに繋がっているのだなとやっぱりこれは自分的に残しておこうかなと思ったので、すっっごい遅れての記録になってしまうけど、まあ覚え書きしておこうと思う。
ちなみに、曲名や曲順はうろ覚えで抜けが多いけどもうそれはSKY-HIの言葉(ザックリだけど)などを記録するための補助的なものということで良しとしている。
セトリも言葉も、OLIVEのCDに特典としてライブ映像が入っているのでそれを観るのが確実でしょう。あくまで私が参戦した記録として残しておく。
2016年3月5日。場所は愛知芸術劇場大ホール。キャパ2500席。
初めてのホールツアー。
会場に入ると、映画「探偵物語」?の音源(映像はなく、映画の音声のみと思われる。ただ、違ってるかも。答え合わせをしてないので…)がひっそりと流れている。
ライブハウスツアーの時は男性も3割くらいいた気がするけど、今日周りを見回すとほとんどが若い女子。やっぱり若い女子にはライブハウスは敷居が高いのか?それともSKY-HIがメジャーになってきたせいか、AAAファンがたくさん来るようになったのか?
私にとってライブハウスは距離が近いのは好きだけど背が低いので埋もれてしまって場合によってはほとんど姿が見られないこともあるので、ホールは遠いけどステージ全体が見られるし疲れたら座れるし荷物置き場の心配もないのでホールの方が好きかな。
と、前置きはさておき。
フリージアのプロローグが流れ、
「さあ、始めようか名古屋。
君の。君の人生をひっくり返しにきたぜ」
の言葉とともにSKY-HI登場。
MC
「帰るとき今日いい一日だったなと帰ってもらえるよう一生懸命やらせてもらいます。よろしくお願いします」
「過度に煽るのはやめようとずーっとライブをしてきたが、今回ホールだしみんなに甘えることにした。今までは初見の人も楽しめるようにとしてきたが、甘えることにした」
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CountdownからTOKYO SPOTLIGHT。
マインドコントロールとTOKYO SPOTLIGHTがwashとドレミファで入り乱れて頭混乱。
Tumblerでパーティーゾーン終了。
MC
「各々のペースで各々の楽しみ方で今日一日終わったら楽しかったと思ってもらえるよう(がんばります)。
楽しいという感情は大切。無くちゃならない。その感情は大切にしてください。それはいつ終わっちゃうか分からないから」
薄いカーテンの向こうで歌うLUCE。私の位置からはよく分からなかったけど、正面から見たらモヤッとした卵?みたいな中にSKY-HIが入っている図になるのかな。
曲が終わり、戸を開ける音。字を書く、サラサラという音。
LUCEの後の優しすぎるYoung Gifted and Yellow。
LUCEの後の時が経った感。
LUCEの激情と違う、時が流れて気持ちも整理されて落ち着いた。
死んだお前に対して俯瞰で語りかけることができるほど感情も穏やかになった。
街並みは変わり世の中も進化して便利な時代になった。俺はそれに慣れた。
でも、お前はいない。
お前から見たら、どう?
今の世の中はお前の目にはどう映る?
As a Sugar
ここで来たかこの曲。
勝手にライブの始まりのイメージだったんだけど、この流れだと、LUCEで怒りと後悔と涙、Young Gifted and Yellowで虚無感とあきらめと寂しさ、As a Sugarでその打ちひしがれて倒れて動かないところから必死に立ち上がり何かに立ち向かい戦って歩いていく決意をする。
うわー、すごい!そうか。そんな物語になるのか。
アルバムとはまた違った印象の曲になってる!
As a Sugarの終わりで薄いカーテンが上がってSKY-HIが姿を現す。
Tylant IslandからのF-3。
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RULE
曲途中の言葉
「生きるってこと。それはあまりにも普通に流れてるけど、簡単な事じゃない。
決めつけ、偏見、息苦しくないわけがない。
生きるのが間違いなんて言いたくなることもある。
優しさも愛の形も分からないことばかり。
でも、君が君の足で今日ここまで来た。
俺は俺の音楽をやり続けて今日ここで君に会えた。
今日君に会えここにいること、この事実は何よりも尊いと思う」
インターバルのダンサーのダンス。今回は探偵編。
ベレー帽のダンサー。
今回も面白い、楽しい。すごいなぁ。インターバルだけど目が離せない。
後半でSKY‐HI登場。
「それではみんなで探しに行こう。
君の手の中にある愛を。
君の胸の中にある自由を」
Ms.Liberty
VERY BERRY
ホーンセクションがカッコいい。ダンスもカッコいい。何でこんなカッコよくて乗れる曲が作れるんだろう。
それにしても、今日はFIREHORNSじゃないよね?誰?
(とっちさんが痩せて小さくなってるしサックスのジュニアさんがいつもよりいい男過ぎる!トランペットはAtsukiかと思ったら何かインテリっぽくて違う←いろいろ失礼)
いったん終わって、Mark Ronson「Uptown Funk」
今回はちゃんと歌って「グラミーおめでとう!」
再びVERY BERRYに戻りSTOP!で遊ぶ時間が長い(笑)
:
朝が来るまで
イントロが優しい始まり。この歌でも踊るんだ~。
雰囲気がBlancketに似てるな。
と思っていたら次の曲がBlancket。
MC
「ついてきてくれてるかい?
私たち君たちは卒業しねーし!
ここからラストスパートに突入しようと思う。
この日の最後の力を振り絞る。
今日イチ盛り上がるパートだ。俺にエネルギーを与えてくれる準備はできてるか?」
SUPERFLYERSに対し「ベイス!(ジャーン!)ゲッベリー、ゲッベリホナラストスパート!」と順に「ドラム!」「ホーンズ!」「FLYERS!」と煽る。
逆転ファンファーレ
Seaside Bound
フリージア・エピローグのイントロに乗せMC。
「君に出会えた。すべての君に出会えた感謝とリスペクトを込めて。
さあクライマックスへ向かおう」
フリージアエピローグ
「その目に映る男の姿をよく見てくれ。
俺は本気で命がけで向き合うぜ。
君がどんな形で姿で性格でも、今日2016年3月5日、ここに来てくれた事実が、俺は唯一無二のラッパーだと。
俺が歌うたいという証明は君がしてくれる。
唯一無二のラッパーだ。
君が俺をラッパーにしてくれてる。
目に映るこの男の姿をよく見てくれ。
君が生きてる意味も価値もこの音楽で証明しよう」
アイリスライト
MC
深くお辞儀。
ホントにありがとうございました。
ありがとな、ホントにありがとう。
今日は来てくれてホントにありがとうございました。
これ以上の言葉はないです。
もっと気の利いたこと言えるといんだけど。
俺は俺であり続けること、SKY-HIのステージを観に来るというその選択をもう一回してくれるとしたら、その時も俺は俺のまま俺としてステージに立つ。
また会いましょう。
ありがとうございました。
もう間もなく終わります。
来てくれた君にお土産というとおこがましいけど新曲を届けたい。
君たち相当俺のこと好きみたいですから!(笑)
俺の頭の中にあった曲を何とか2月の初日に間に合わせたいと作りました。
5月発売の「クロノグラフ」。
何でツアーで届けたいかというと具体的理由がある。
アルバム「カタルシス」を出した。
それ以上に、それと同等に構成力、歌詞、というかいいアルバムをすごい作った。
「カタルシス」、“死す”を語る。
生死観、日々生きてて感じてる事。
インタビューされる→答える→すると新たな発見がある。
「生きてるって何?死ってものは何?」とフリージアのエピローグで書いている。
でも、分かんない。
死んだことがないから分からない。
生きるってことが分からない。
でも、よく生きるってことは、一個だけ分かったことがある。
“愛する”ということ。
触れ合ったその人の向こうの人かもしれないその瞬間だけじゃない未来に出会うあいつのことかもしれない。
いつの日か別れるあの人かもしれない。
思い出したくないこと、過去。
過去の失敗、恥をかいたこと。
後悔、傷は封印したくなるけれどそういう昔の自分こそ愛してあげるべきかな、今自分の周りにいる人のことも愛してあげられたら未来の自分も愛してあげられる。
「よく生きる=愛すること」、そうやって死ぬ時まで続けば、いい人生だったと思えるのではないか。
君たちの人生に触れることができるのは年1~2回?
その時間を費やしてお金を費やして来てくれる。
ライブが終わりそれぞれの明日に戻っていく。
また会わない時間が続く。もう一回出会えるか分からない。
確実にこの中の何人かは今日が最後になる人が絶対いる。
それはいつも忘れないでいようと思っている。
もう一回会えたらもっといいライブにしたいと思っています。
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新曲、クロノグラフ。
ラスト、カミツレベルベット。
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またねのイントロに乗せてメンバー紹介。「俺はもちろんだが俺にとっても最高の仲間たち、SUPERFLYERS!」
今日は新幹線でみんなで来た。
FIREHORNSは今日は来れなくて「TIGERHORNS」が代打。
最後のSKY-HIの言葉。
「いつどんな時でもその時その時の最高を届けたいと思ってます。
次すぐかすごい先か分からないけど、面倒くさいこととかあると思うけど、次会ったときまた全部ひっくり返してやるからそれまで頑張れよ!」
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今日も満たされた気分で会場を後にした。
生きていればまた会える。
またSKY-HIに会いに行く。
その日まで恐らく楽しいことや嫌なことや逃げたいこととか毎日あるだろうけど、きっと大丈夫。
ありがとうSKY-HI。